FXのリスク管理

FXにおいてリスク管理は一番の最重要なポイントです。
どんなに上手くいっていても一回の失敗ですべて失う事もあります。
損小利大と言いますが、FXでは大きな損失を出さない事が重要で
リスク管理をしっかり対策して置く事は必須です。
強制的なロスカットで損失が拡大していくなんて事にならない為に
余剰金の重要性やレバレッジ、ロスカット設定について確認しながら
FXのリスク管理を学んでいきましょう。
維持率と余剰金
FX業者、または取引口座などのコースによって強制的にロスカット
設定される維持率があり、証拠金全体の場合とポジションごとの
維持率の場合があります。
例えば証拠金全体で20%で強制ロスカットされる場合を例にします。
●証拠金100万円
●50万円をレバレッジ10倍
●余剰金50万円
1ドル100円の際に5万通貨をレバレッジ10倍で買ったとします。
余剰金は50万円で20%で強制ロスカットなので・・・・
1ドル100円→1ドル90円になった場合
持ったポジションは50万円の損失、証拠金全体は50%の維持率。
持ったポジションは維持され強制的にロスカットされません。
余剰金が無い場合、つまり50万円の証拠金で取引した場合。
●証拠金50万円
●50万円をレバレッジ10倍
●余剰金0円
1ドル100円→1ドル92円で強制ロスカットです。
残った証拠金は10万円で40万円の損失となります。
かなり幅のある話ですが、実際に1ドル90円までいった後に
1ドル105円まで値を戻したとしても、余剰金のない場合は損失を
取り戻す事もなく、一方の余剰金がある場合は損失を取り戻し
更に為替差益と金利を受取る事ができる訳です。
このように余剰金があれば少しの値動きで強制的にカットされる
心配も少なく、長期的視野に立った取引が可能という訳です。
またポジションごとに強制的にロスカットされる場合は
余剰金に関係なくポジションの維持率から計算されるので
自分の持つ口座のロスカットルールを把握して置かないと
なぜ?って事にもなるので確認して置きましょう。
レバレッジと強制ロスカット
余剰金を減らせば、強制的にロスカットされる確立が上がると
お話しましたが、当然レバレッジでも同じ事が言えます。
上記の例と同様に今度は100倍レバレッジの場合を例にします。
●証拠金100万円
●50万円をレバレッジ100倍
●余剰金50万円
1ドル100円の際に50万通貨をレバレッジ100倍で買ったとします。
さっきの例では90円でも維持率50%でしたが・・・・
1ドル100円→1ドル98.4円で強制ロスカットです。
80万円の損失で20万円が残ります。
その幅は1.6円です。
これでは余裕をもった取引とは言えませんよね。
いくらの値幅を持てば十分なのかは取引の手法にもよりますが、
レバレッジを上げれば、その分強制ロスカットに遭う確立も上がる
という事は少なくとも知っておくようにしましょう。
ロスカット設定

思わぬ損失を防ぐ為に必要な事です。
値動きが荒く、その後の急落・急騰の可能性がある場合にも
ロスカットを設定しておく事は重要です。
ロスカットをいくらに設定するか、どのくらいの値幅に設定するかは
個人の取引目的でも変わってきます。
長期でスワップを重視し、為替差損を持ちこたえる資金力のある方
などは幅広く設定しても良いでしょうし、短期でデイトレード主体の
取引する方の場合は当然狭く設定する方が良いでしょう。
たくさんの取引を重ねる場合はとにかく大きな損失を出さない事は
とても重要で、特に取引初心者であればデイトレードのつもりが
ポジションを解消できなくなり、そのまま塩付けになる事もあります。
狭すぎるロスカットでは買って直ぐにロスカットされたりしますし、
バランスを見ながら状況に応じて必ずロスカットを設定しましょう。
リスクヘッジ
取引を始める際に通貨ペアを決めますよね。
この主に取引する通貨ペアに対してリスクをヘッジしてくれる
通貨ペアを持つ事もリスク管理の手法になります。
二つの通貨ペアで一方の通貨価値が上がる、又は下がる場合は
その通貨の他の通貨ペアでもレートが変動しています。
相関関係にある2つ以上の通貨ペアを持つ事で一方の急激な
為替変動に対するリスクをヘッジする事ができます。
通貨ペアによるポートフォリオを組む方には重要で、、
金利差なども考慮して効果的な組み合わせをすれば
スワップ金利を受取りながら、低い為替変動リスクで済む場合も
ある為に長期のスワップ派には効果的です。